ニ ッ カ ポ ッ カ

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ダボダボズボンについて 職人はダボダボズボンのことを 七分(しちぶ)やニッカポッカと呼んでいる。

 

ニッカポッカ(knicker bockers)の意味は、 膝下でくくる、ゆったりとしたズボン。

 

七分と呼ばれる由来はズボンの長さが七分丈と言うところからである。 実は、この七分のダボダボ部分だが、
危険を回避する為の機能が隠されているのだ。

動きやすい機能性

その隠された機能はいくつかある。
 
鳶の作業は足を高く上げて作業する事が多いので、 腿が太くないと足がスムーズに上がらない。
 
膝を曲げたりするのに服が邪魔にならない。 つっかえない。というのが一番の理由。

ネコのヒゲと同じセンサー機能

次にあげられる機能はセンサー。 ネコのヒゲと同じ自分の身を守る為の高度な機能が備わっている。
 
鉄骨建方などの高所作業中は、足元が狭く、 柱や梁など鉄骨部材の出っ張りや、鋭利で危険な場所が多い。
 
しかし、七分のダボダボの部分があることで、 空間や空気の流れを感知することができ、足元に対する意識が高まる。
 
ズボンが何かに触れることで瞬間的に反応することができ、 引っ掛かかる事なく走ったり、怪我を回避し身を守る事ができるのです。

自然の驚異に打ち勝つための風力計

秘密の機能はこれだけではない。
 
高いところでの作業で最も恐ろしいのが強風。
クレーンを使って鉄骨などを組み立てている時は特に注意が必要となる。
吊り荷が風にあおられて回転したり、 取り付けの際に作業員が吹っ飛ばされることもあるのだ。
 
当然、風が強いと七分がバタバタとなびく。 それを見て、地走り、下まわりの職人が 風の強さや向きを把握し状況にみあった、 より安全な玉掛け作業をこなすことができる。 七分のダボダボが風力計の役目をこなすのである。
 
実際には、トイレでは引きずり便器につく事がしばしば。 雨の日は裾が地面についてビチョビチョなんて事も・・・