S E I Z U ~ 製 図 ~

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現在では、パソコン(コンピューター)を使用した設計・製図が多いですが、昔はパソコン(コンピューター)がない時代。

 

その時代には主に、設計・納まり図・伏図を大工さん(棟梁)が行い木の板に書く「 図 板 」( ズ イ タ )というものがありました。

 

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図 板

 

 

この板を基に昔は色々な打ち合わせをして納まり(部材と部材の取付れ具合)などを考えたようです。

 

各図面のx軸y軸方向に『 い ろ は に 』『 一 二 三 四 』と番付と呼ばれる個体の番号が表記されています。

 

番付通りに組み上げれば家が建つという仕組みです。

 

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柱に墨してある番付け

 

なぜ、いろはにほへと・・・が使用されているかは不明ですが、代々受け継がれてきているといった理由ではないでしょうか?

 

現代人(私もですが)、「 い ろ は 歌 」を歌える方は、、、「い ろ は す」 なら知っていますが(笑)。

 

 

いろはにほへと

 

ちりぬるをわかよたれそ

 

つねならむうゐのおくやま

 

けふこえてあさきゆめみし

 

ゑひもせす

 

色はにほへど 散りぬるを

 

我が世たれぞ 常ならむ

 

有為の奥山  今日越えて

 

浅き夢見じ  酔ひもせず (中学教科書)

 

 

となると「 ゑ 」の番付けまである建物は立派ですね。

 

デジタル化が進み、このように図板を書ける大工さんも少なり見る機会も少ないのですが、

 

先代の方々の知識・知恵・伝統を大切に・・・・